8日大引けの東京市場は続落、日経平均は前日比550円45銭安の3万2307円86銭で引けた。
7日に日銀の植田和男総裁が参院財政金融委員会で金融政策運営について「年末から来年にかけて一段とチャレンジング(挑戦的)な状況になると思っている」と語ったことを受けて大規模金融緩和策の「出口」観測から円高が急速に進行、先物から値を崩す動きで、今夜の米雇用統計発表を控えて後場も軟調な動き。
個別ではビューティーガレージ、三井E&S、ウェルビー、洋エンジ、ミツバ、PS三菱は値下がり率上位に売られ、TOPPAN HDやジェイテクトも安い。半面、パソナグループ、ベネ・ワン、楽天地がストップ高、リログループ、オープンドア、JDI、エアトリ、ロームは値上がり率上位に買われ、LINEヤフーやニチレイも高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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