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上値重いが底堅く続伸
17日の東京市場は小幅に続伸しました。日経平均は49円高です。FOMCの結果は特にサプライズがなく、前日の米国株はまちまちで、手掛かり材料難から午前中は方向感に乏しく前日終値を挟んでもみ合っていました。ただ、下値の買い意欲は強く、時間外の米株価指数先物高を支えに後場に入ると上げに転じています。新型コロナ感染拡大への警戒感から上値は重かったものの、底堅い展開でした。
グロース株買われマザーズ急反発
東証1部の騰落銘柄は値下がりが1253と値上りを大きく上回りましたが、トヨタやソニー、キーエンスの主力大型株や任天堂などが高く、米ハイテク株高を受け、東エレクなど半導体関連や電子部品のほか、新興市場のグロース株が買われ、IPOも好調でマザーズ指数が急反発しています。EV、電池関連など材料株には利益確定売りに押される銘柄が目立ちましたが、スピード調整一巡から出直る銘柄も散見されました。
カプコンやファイバGTが締まる
推奨銘柄はまちまちの動きながら、カプコン<9697>やファイバGT<9450>、日本情報C<4054>などのグロース株が締まっており、前場はスマレジ<4431>とフリー<4478>に追撃買いを入れました。年内にグロース株と材料株で一回転と考えており、後場は調整一巡から出直りの兆しを見せてきた日本金属<5491>に打診買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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