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方向感なく小幅続伸
6日午前の東京市場は小幅続伸、日経平均は16円高です。新型コロナ変異種感染拡大への警戒感から小幅安で始まりましたが、前日の米国株高を支え下値に買いが入り160円程度上昇する場面がありました。ただ、今晩に米7月雇用統計発表を控え様子見ムードは強く、再び下げに転じるなど方向感に乏しい展開です。東証1部の騰落銘柄数は拮抗していますが、中小型株の下げが目立ち、マザーズやジャスダックは続落しました。新興株主体の個人の投資余力は低下しており、依然として好決算を売る動きが一部で続いていることも気になります。
味の素は堅調
推奨銘柄は中小型株が主体で、味の素<2802>は堅調ながら他候補銘柄は冴えず、前場は売り買いとも見送りました。決算発表はきょうで前半を終え、主要企業はほぼ出揃います。引き続き2Q以降上振れが期待できる銘柄をチェックして、株価の反応を確認したうえで買い場を探る方針ですが、まずは新興市場の下げ止まりを待ちたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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