本格化する２Ｑ決算発表に備える【正直じいさんの株で大判小判】

米株高受けリスク選好ムード強まる

２６日の東京市場は急反発しました。日経平均は５０５円高で４営業日ぶりに２万９０００円台を回復しています。前日の米株市場で主要指数が揃って上昇、ダウとＳ＆Ｐ５００が最高値を更新した流れを引き継ぎ、リスク選好ムードが強まりました。ギャップアップして寄り付いた後も時間外の米株価指数先物高をフォローに上げ幅を広げ、終盤には５６０円超に上げ幅を広げています。

自律調整完了か？

主要企業の２Ｑ決算発表を間近に控え様子見ムード広がると見ていましたが、予想外の大幅高になりました。日経平均は２５日線を上回る一方、騰落レシオは７０近辺まで低下しており、自律調整が完了したかたちになっています。ただ、米株高に追随したインデックス主体の動きで個別に大きな動きはなく、東証１部の値上がり銘柄数は１６８５と全体の８割近くを占めましたが、前引け段階の１７８８からは数を減らしました。

ＭａｃｂｅｅＰが大幅高で最高値

推奨銘柄ではＭａｃｂｅｅＰ<7095>が大幅高で最高値更新しており、前場はフルヤ金<7826>に追撃買い、ダイセキ<9793>を買い直し、日本製鉄<5401>に打診買いを入れ、後場は引けにかけ上昇に転じた三井松島ＨＤ<1518>に追撃買い、ＭＳＯＬ<7033>を買い直しました。ただ、今後は好決算銘柄に関心が移っていきます。高い場面では確実に利益を確定して本格化する２Ｑ決算発表に備えたいと思います。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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