好決算銘柄の買い場を待つ【正直じいさんの株で大判小判】

週末にかけ膠着も底堅さ

前週の東京市場は衆院選への警戒感から週明け大幅安で始まり、ＮＹダウ最高値更新を受け翌２６日は５００円を超える大幅高になりましたが、その後は膠着感を強めました。ただ、日経平均は週間で８７円上昇しており、底堅さは意識されています。週末も３１日の衆院選を前に様子見ムードが強まるなか、時間外に発表されたアップルとアマゾンの決算がさえず、米株価指数先物が下落したことで、一時３４０円を超える下落になりましたが、売り一巡後は下げ渋り、商船三井が上方修正と増配を発表したことをきっかけに先物に買いが入り上昇に転じました。

決算は明暗分ける

主要企業の決算はおおむね好調ですが、大幅増益や上方修正でもコンセンサスを上回るか下回るかで明暗を分けており、内容と株価の反応を確認してからでないと手を出せない状況です。また、買われる銘柄はマドを空けて急伸するケースがほとんどで、高値掴みにならないようにじっくり好決算銘柄の買い場を待ちたいと思います。週末はスマレジ<4431>、ダイセキ<9793>に追撃買い、ハリマ化成Ｇ<4410>に打診買いを入れました。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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