米長期金利上昇警戒し続落
連休明け11日の東京市場は3日続落しました。日経平均は56円安です。12月米雇用統計の結果を受けた米長期金利上昇が警戒され、ハイテクグロース株を中心に売りが優勢でした。円安が一服していることも逆風で、先物売りを交えて一時400円近くに下げ幅を広げています。一巡後は下げ渋りましたが、戻りは限られ後場は2万8200円台で膠着しました。
マザーズ小幅ながら上昇
ただ、短期的な突っ込み警戒感から下値では買戻しや押し目買いが入り、東証1部の騰落銘柄は値下がり1157に対して値上がり960と44%が上昇しています。マザーズ指数は小幅ながら上昇に転じており、売り込まれてきた新興グロース株の中に急反発に転じる銘柄も散見されました。米消費者物価指数や国債入札など重要スケジュールが目白押しで米金利動向睨みの神経質な展開が続きますが、自律反発局面は近そうです。
湖北工が一時ストップ高
推奨銘柄では三和油化<4125>やGEI<9212>が反発に転じ、プラズマ<6668>やリファインバス<7375>も下げ渋りました。湖北工<6524>は高値圏で強い動きで後場に入って一時ストップ高まで買われています。ただ、全般底入れを確認したわけではなく当面は不安定な状況が続くと考えられ、きょうは三和油化と湖北工、GEIへの追撃買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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