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上げ幅１０００円に迫り全面高
１０日午前の東京市場は５日ぶりに急反発、日経平均は９５０円高です。ＯＰＥＣの増産期待から原油価格が急落したほか、金属や穀物などコモディティ価格全般が下落、過度なインフレへの警戒感が後退したことで前日の欧米株が大きく切り返し、市場のムードが一変しました。一時上げ幅は１０００円に迫り、東証１部の騰落銘柄数は値上りが２１０５と全面高商状です。
下げ過ぎの反動のニュアンス強い
もっとも、原油は上げ過ぎの反動、日経平均は下げ過ぎの反動といったニュアンスが強く、当面の底入れ確認には今少し様子を見る必要がありそうです。これだけの大幅高でも指数は５日線をようやく上回った程度で、上値では戻り売りも出てくるでしょう。２５日線を上回り上昇基調にある銘柄で短期売買のチャンスを探る方針ですが、前場は強い銘柄を見極めるため売り買いとも手控えました。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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