金利落ち着けばグロース【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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インフレへ耐性

前週の東京市場は反発しました。日経平均は週間で311円上昇しています。米国株が不安定な動きを続けるなか、週初から週央まで下値を切り上げ、2万7000円台に乗せる場面がありました。小売り大手の決算が予想を下回り景気減速懸念から、18日のNYダウが今年最大の下げで年初来安値を更新するなど米国株が急落したことで、19日こそ大幅安になったものの、パニック的な動きはなく週末は急反発に転じています。インフレ動向への耐性がついてきた様子で、下値を模索する米国株に対して底堅さを発揮しました。

上値では確実に利益確定

米長期金利には上昇一服感が出ており、25日に公表されるFOMC議事録を受けても金利が落ち着いていいれば、グロース株が見直されそうです。ただ、米国動向に振らされる状況に変わりはなく、2万7000円台では戻り売り圧力が強まることから、上値では確実に利益を確定したい考えです。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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