目次
朝高の後値を消し小反発
26日の東京市場は3日続落しました。日経平均は72円安です。FOMC議事要旨を消化して前日の米株市場が上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行しました。ただ、朝方には220円超に上昇した後は戻り売りに急速に値を消し、後場は前日終値を挟んでもみ合い、大引けにかけやや下げ幅を広げています。米半導体大手エヌビディアの売上見通しが市場予想に届かず、時間外で売られていることが重石になりました。
Enjinとエフコードへの買いにとどめる
前日まで下落が目立っていた銘柄に押し目買いが入り、グロースCoreやマザーズ指数は反発しましたが、いずれも伸び悩む動きで、中小型グロースについては戻りの鈍さが否めません。前引け段階では約75%を占めていたプライム市場の値上がり銘柄も大引けでは56%に減りました。当面の底入れを確認するには今少し様子を見る必要がありそうで、きょうもエフコード<9211>など数銘柄への買いにとどめています。
米長期金利上昇しなかったことはポジティブ
ただ、FOMC議事要旨が米長期金利上昇を招くことなく、無難に通過したことはポジティブです。上値は重く個別にも買いが続かない状況ですが、リバウンド基調を維持している銘柄は多く、引き続き下値を固めて出直ってくる銘柄を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント