底入れ確認には今少し様子見【正直じいさんの株で大判小判】

欧州株と米株先高支えに大幅反発

２１日午前の東京市場は大幅反発、日経平均は４５３円高です。米国株は休場ながら欧州株が全面高となり、前日までの下げの反動で買戻しが優勢になりました。時間外の米株価指数先物が大幅に上昇していることも支えになり、高寄りの後も先物買いを交えて上げ幅を広げ一時５００円近くに上昇しています。プライム市場の値上がり銘柄数は１６６３とと９割を占めるほぼ全面高商状になりました。

半導体や防衛、資源株も切り返す

東エレク、レーザーテックなど半導体関連が反発に転じ、前日急落した三菱重工やＩＮＰＥＸなど防衛関連や資源株も切り返しています。５月安値近辺で切り返したことで、まずはひと安心といったところですが、底入れ確認には今晩の米株市場の動向など今少し様子を見る必要がありそうで、前場は理想科<6413>と空港ビル<9706>への買いにとどめました。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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