物色の流れ確認して慎重に対処【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米株先高支えに続伸

5日午前の東京市場は続伸しました。日経平均は269円高です。前日の米国株市場は休場ながら、時間外の米株価指数先物が高く買いが先行しました。朝方に380円近く上昇し2万6500円台に乗せた後は戻り売りに伸び悩み、後場早い段階に140円高程度まで上げ幅を縮めています。ただ、下値では買いが入り、大引けにかけジリ高歩調になりました。

下値の堅さを意識

「バイデン米大統領がインフレ抑制のため、中国製品への関税の一部適用を除外する」と伝わったことで市場心理が改善したようです。オプションSQ、ETF分配金ねん出売り、米6月雇用統計など重要イベントを控え、上値は重いものの下値の堅さが意識されました。136円台前半まで進んだ円安が輸出株への追い風になり、米長期金利低下を受けてグロース株が引き続き見直され、半導体関連も下げ止まる動きです。

米国株は値の荒い展開も

あすは休日明けの米国株市場の動向に大きく影響されそうですが、米国経済はインフレ高進懸念が後退する一方、景気後退リスクが高まっており、値の荒い展開になる可能性があります。きょうは好決算発表のネクステージ<3186>と世界初のブロックチェーン技術による治験を実施するサスメド<4263>に打診買いを入れましたが、地合い全般と物色の流れを確認しながら慎重に対処したいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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