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急反発し2万8000円台回復
8日の東京市場は急反発しました。日経平均は634円高で約1週間ぶりに2万8000円台を回復しています。長期金利低下と原油価格下落を受け前日の米国株が大きく切り返したことから、急速なリスクオフの巻き返しになりました。ギャップアップして寄り付いた後も前引けにかけ水準を切り上げ、後場は高値圏で保ち合ったあと大引けにかけ一段高になっています。海外短期筋を中心にした先物買いにあすのメジャーSQに絡んだヘッジの動きも加わり、相場を押し上げました。
予想外の強い動きで下値不安後退
主力株を中心に買いが広がり、プライム市場補の値上がり銘柄数は1703と93%を占める全面高商状で、売買代金も活況の目安とされる3兆円に迫っています。今晩に開催されるECB理事会とパウエルFRB議長の公演はタカ派色の強い内容になりそうですが、予想外の強い動きでひとまず下値不安は後退しました。あすは前述の金融イベントを受けた欧米株の動きを確認しての対応になりますが、反動安になった場合はきょう回復した200日線などが下値支持機能を果たすかを確認しながら、個別に強い銘柄を狙っていきたいと思います。
割安・高配当のハリマ化成に買い
きょうは大型株中心の展開で、中小型材料株は上げ一服になる銘柄が多く、推奨銘柄はリオープン関連のジャムコ<7408>が急反発に転じた以外は大きな動きはありませんでした。このため、前場は売り買いとも手控えましたが、後場は割安・高配当銘柄のハリマ化成<4410>が高値保ち合い上放れの兆しを見せていましたので、追撃買いを入れています。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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