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3週ぶり反発し当面の下値確認
前週の東京市場は3週ぶりに反発しました。日経平均は前週末比563円高です。FRB高官からタカ派発言が相次ぎ、米国株が軟調に推移したことから、週半ばまでは下値を探る動きで、サポートラインとして意識されていた200日線を割り込む場面がありました。ただ、米長期金利低下と原油価格下落を受け、8日は600円を超える上昇となり週末も続伸、急速な切り返しに転じており、当面の下値を確認した格好です。
米0・75%の利上げは織り込む
欧米中銀のタカ派姿勢を再確認したものの、米国株は落ち着いた動きで、東京市場は出直りに転じました。9月のFOMCでは0・75%の利上げが有力視されていますが、すでに市場は織り込んだと見られ、週明けも堅調な展開が続きそうです。13日発表の米8月CPI(消費者物価指数)が当面の関心事ですが、7月PPI(卸売物価指数)から内容はある程度予測されており、大きな波乱はないでしょう。
原発やリスタート関連に動き
前週は原発関連の助川電<7711>や高田工業<1966>、リスタート関連のジャムコ<7408>に動きがありました。週明けは秋のIPOシーズンが近づいていることから、6月IPOのなかから値幅が出そうな銘柄を狙っていきたいと思います。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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