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金融緩和の維持受け続伸
前週の東京市場は続伸しました。日経平均は週間で434円上昇しています。週明け16日は円高を嫌気して下値を探りましたが、2万5500円に接近した場面では底堅く、17日は日銀会合を前に様子見ムードが強いなかでも反発、18日は会合で金融緩和の維持が決定されると、ショートカバーを巻き込んで650円を超える急騰劇になりました。翌19日は反動安ながら、週末は米株安を受け下落して始まったあと、寄り付きを安値に切り返し3ケタの上昇で取引を終えています。
当面の下値を確認し戻り試す
日経平均は当面の下値を確認したかたちで、戻りを試すことになりそうです。イベントを無事通過したことから、週明けから始まる3月期企業の3Q決算発表へも内容が良ければよりポジティブな反応が期待され、決算を手掛かりにした個別物色が活発化するでしょう。推奨銘柄の大半の損益を確定してキャッシュポジションを高めており、決算内容と株価の反応を確認しながら、好業績銘柄の買い場を探る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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