目次
反発し終値で年初来高値更新
９日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は２９２円高です。前日の米国株市場はまちまちでしたが、ハイテク株が上昇したことで半導体関連や電子部品株が買い戻され、決算や還元方針を好感して鉄鋼や商社など主力株が強い動きを見せたことでリスク選好ムードが高まりました。寄り付きで２万９０００円を回復してからも先物買いを交えて水準を切り上げ、後場一段高で終値ベースで年初来高値を更新しています。
指標過熱示すも下値の買い意欲強い
大型株優位の展開ながら、好決算銘柄を中心に中小型株にも買いが広がり、プライム市場の値上がり銘柄数は１４９７と約８割強を占めました。グロスコアやマザーズ指数も続伸しています。騰落レシオなど指標は再び過熱を示していますが、下値の買い意欲は強く、決算を手掛かりにした個別物色は盛り上がるでしょう。あすは場中に発表されるトヨタの決算に注目です。
高進捗のグッピーズとＦＰパートナに買い
推奨銘柄ではボードルア<4413>は上げ一服ながらプログリット<9560>はしっかり、前日に買いを入れたＧセキュリ<4417>が大幅に続伸し、トランザク<7818>も堅調で、きょうは２Ｑ高進捗のグッピーズ<5127>に打診買いを入れ、スピード調整一巡から切り返してきたＦＰパートナ<7388>を買い直しました。引続き決算内容と株価の反応を確認して中小型を中心に好決算銘柄の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント