大幅続伸しバブル後高値に迫る
18日午前の東京市場は大幅続伸、日経平均は440円高です。債務上限問題に楽観的な見方が広がり、前日の米国株市場ではダウが400ドルを超える上昇になったことで、リスクオンの流れが加速しました。引き続いて半導体関連が強く買われ、海外投資家の先物を絡めた買いが買い戻しを誘発して相場を押し上げており、一時上げ幅を580円近くに広げ21年9月に付けたバブル後の最高値に迫っています。大型株への資金流入により、前引け段階でプライム市場の売買代金は2兆円を超えました。
中小型株は軟調な銘柄多い
押し目待ちに押し目なしの状態ですが、インデックス主導の大型株中心の展開で、中小型株は軟調な銘柄が多く、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり887に対して値下がり866と拮抗しています。推奨銘柄ではアドテスト<6857>が大幅高で24年ぶりに実質最高値、OLC<4661>やオムロン<6645>も堅調でした。ただ、中小型株は伸び悩んでおり、円谷フィール<2767>とトランザク<7818>を一旦利益確定し、買いは半導体関連の出遅れのオキサイド<6521>と上振れ期待のカプコン<9697>にとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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