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売り買い交錯も3日続落
週明け26日の東京市場は3日続落しました。日経平均は82円安です。利益確定売りと押し目買いが交錯しました。世界的なリセッション懸念から欧米株市場が軟調で、リスク回避の売りが先行、朝方に400円近くに下落したあとは急速に下げ渋り、前場は上昇に転じて引けていました。ただ、後場は前週末終値を挟んだ狭いレンジでもみ合い、結局、下げに転じて取引を終えています。
全般反転にはまだ動き見極め
日経平均は19日高値3万3772円で当面の天井を打ったかたちで、きょうは25日線手前で下げ渋りましたが、戻し切れませんでした。全般反転にはまだ動きを見極める必要があるでしょう。ただ、産業革新投資機構がJSRを買収すると伝わったことで、半導体素材株に連想買いが広がるなど個別に物色意欲は旺盛です。
グロース系中小型株は軟調
もっとも、グロース系中小型株は軟調で、マザース指数はやや下げ渋りましたが低空飛行が続きました。今しばらく様子を見たい考えで、きょうは過熱感なく上昇基調を維持しているNECキャピ<8793>への追撃買いにとどめています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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