米利上げ長期化懸念後退で大幅反発
13日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は475円高です。米6月消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、利上げ長期化懸念が後退、米国株が続伸したことで、主力株を中心に買が優勢になりました。高寄りのあとダレる場面がありましたが、その後は先物主導で水準を切り上げ、後場に入ると一時500円超に上げ幅を広げています。138円台割れ目前まで進んだ円高が一服したことが買い安心感を誘いました。
米長期金利急低下し円高にもブレーキ
米6月CPIは予想通り減速したことで、米10年債利回りは4%割れ水準まで急低下しており、半導体などハイテク株を中心に買い戻しの動きとなりました。買い手控え要因だった円高にもブレーキがかかったことから、日経平均は前日の下げ分を取り戻しさらに上値を追っており、当面は戻りを試す展開が期待できそうです。
AIクロスやJMDCなどにナンピン
諸力株中心の動きで、前場は動きが鈍かった新興グロースなど中小型株も後場は出直る銘柄が増えており、AIクロス<4476>やJMDC<4483>、Arent<5254>、サンウェルズ<9229>、M&A総研<9552>など数銘柄にナンピンを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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