全般膠着のなか好決算銘柄物色【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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朝安のあと下げ幅縮め後場上昇に転じる

週明け7日の東京市場は続伸しました。日経平均は61円高です。7月雇用統計の結果を受け利上げ長期化への警戒感から米国株が下落したことで、リスク回避の売りが先行しました。ただ、朝方に360円超下落したあとは押し目買いや買戻しに一貫して下げ幅を縮め、後場は上昇に転じています。日銀金融政策決定会合の「主な意見」で金融緩和継続姿勢が改めて確認されたことが安心感を誘いました。

三菱重に打診買い

主要企業の決算はおおむね堅調で、特にサプライズ感のある内容の銘柄が人気を集めています。前場は1Q最終益2.8倍、受注高75%増で通期上振れ期待の三菱重<7011>に打診買い、後場は好決算発表も出尽くしで売られていたグッピーズ<5127>にナンンピンを入れました。

下値の買い意欲強いが上値も重い

プライム市場の値上がり銘柄数は1315と7割以上を占めており、個別にも下値の買い意欲の強さを確認できました。もっとも、上値を買い上がる動きもなく、後場は膠着感を強めています。10日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、当面は様子見に上値の重い状況が続くと考えられ、決算を手掛かりにした個別物色が続くでしょう。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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