個別物色相場へ【転ばぬ先のテクニカル】

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追加利上げ払しょくできず消費者物価待ち

昨日の日経平均株価は続伸しました。先週末、注目の7月米雇用統計が発表されました。非農業部門の雇用増は市場予想を下回りましたが、平均時給が予想以上に伸びました。そのため、FRBの追加利上げを完全には払しょくできず、今週の消費者物価待ちとなりました。NYダウは3日続落しナスダックは4日続落。特にナスダックは25日線割れとなり、一目均衡表でも基準線割れです。

調整色の濃くなる一週間

今週は金曜日が山の日の祝日で4日間立ち合い。来週からお盆週間に入ることから、機関投資家などはポジション調整の売りを出しやすい環境。海外勢も夏季休暇入りしだしており、全般に調整色の濃くなる一週間となりそうです。

続伸も一時的なリバウンドの領域出ず

日経平均は一時3万1830円安値まであり、先週安値を更新しましたが、その後は押し目買いが入り続伸しました。新値3本足は陰転しており、一目均衡表でも雲の中であり、8月1日高値以降は三空形成から4日に反発したことで押し目買いが入りやすい環境でした。ただ、売買代金が3兆4327億円と激減しており、一時的なリバウンドの領域は出ないでしょう。

インデックス投資避け決算見ながら

ザラ場ベースでは7月12日の3万1791円安値を割ると三段下げに入ります。75日線が現在3万1582円に走っており、ここを目指す展開ではないかと考えます。このような環境のため、指数中心のインデックス型投資を避け、決算発表を見ながら個別物色が活発化するものと思われます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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