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半導体関連中心に買われ4日続伸
24日の東京市場は4日続伸しました。日経平均は276円高です。長期金利上昇一服を受け米国株が反発、予想を上回る好決算を発表したエヌビディアが時間外で大幅高に買われた流れを引継ぎ、半導体関連を中心にハイテク株に買いが広がり、堅調地合いになりました。円が強含んだことで自動車株など輸出株の一角が弱く上値を抑えましたが、時間外の米株価指数先物やアジア株も総じて高く、後場一段高に進んでいます。
米長期金利の低下もマザーズは失速
一方、新興グロース株は米長期金利の低下がプラスに作用せず、マザーズ指数は寄り付き直後を高値に失速して下落して引けており、半導体関連も伸び悩みました。ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演の内容次第で金利がどう動くか分からす、買いが手控えられたのでしょう。講演の結果が判明するのは25日深夜で、あすは様子見ムードが強まりそうです。きょうはグロース株を避け、三菱重<7011>とフジオーゼ<7299>への買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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