バリュー押し目とグロース出直り狙う【正直じいさんの株で大判小判】

９日ぶり反落し後場下げ幅拡大

７日の東京市場は９日ぶりに反落しました。日経平均は２４９円安です。原油価格が高騰するなか経済指標が予想を上回ったことで、利上げ長期化懸念が再燃、米国株市場で主要指数が下落した流れを引き継ぎました。安寄りのあとは円安を支えに上昇に転じる場面があり、前場は小幅安で引けていました。ただ、後場に入るとアップルに悪材料が出て電子部品株が売られたこともあり、連騰による短期的な過熱感から利益確定売り圧力が強まり、下げ幅を広げました。

三菱重が大幅高で新値追い

推奨銘柄では三菱重<7011>が大幅高で新値追いになりましたが、米長期金利上昇を嫌い中小型グロース株は弱く、他候補銘柄はさえませんでした。きょうはＪＶＣケンウ<6632>とアシックス<7936>の利益を確定する一方、買いは大和ハウス<1925>とテラプロ<6627>にとどめました。日経平均は安値圏で引けたものの、８連騰後の自律反落で上昇基調に変わりはありません。あすは米長期金利の動向と物色の方向性を含めたＳＱ明け後の流れを確認しながら大型バリューの押し目とグロースの出直りを狙う考えです。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

限定銘柄情報が満載！「株式市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

Tweet

Pocket