米長期金利上昇に歯止めかかるのを待つ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅続落し8月安値下回る

3日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は521円安で下値のメドとして意識されていた8月安値を下回っています。9月のISM製造業景況指数が予想を上回り、米長期金利が一時4.70%と約16年ぶりの高水準、国内長期金利も0.78%と約10年ぶりの高水準に上昇したことがアゲンストになりました。見送りムードが強まるなか主力株を中心に売りが広がり、一時下げ幅は600円を超えています。プライム市場の値下がり銘柄数は1663と9割を占めるほぼ全面安商状でした。

大型バリューも強く売られる

週末6日の米雇用統計のほか、あすには米ADP雇用統計や米ISM非製造業景況指数など重要指標の発表が予定されており、米長期金利に大きく影響を受ける状況が続いています。マザーズ指数は年初来安値を更新、新興グロースの弱さが目立つ一方、きょうは大型バリューも強く売られました。下値への警戒感が急速に強まっており、当面は米長期金利上昇に歯止めがかかるのを待ちたいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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