米長期金利低下と円安が追い風【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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反発し後場一段高

9日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は479円高で前日までの2日分の下げをほぼ取戻しています。米国株市場でダウは反落したものの、長期金利低下を受けてハイテク株が買われナスダック指数が9連騰したことから、主力株を中心に買いが優勢でした。序盤は銀行株が売られ伸び悩む場面がありましたが、151円台まで進んだ円安を追い風でに水準を切り上げ、後場は先物主導で一段高になり、リスクオンの様相を強めています。プライム市場の値上がり銘柄数は前引け段階の902から大引けでは1285に増え、全体の8割近くを占めました。

AIメカやレーザーテクは堅調

決算への反応は内容で明暗を分けましたが、コンセンサスに届かなかったり出尽くし感から売られる銘柄も目立ち、推奨銘柄ではAIメカ<6227>やレーザーテク<6920>、理想科<6413>は堅調ながら、IGポート<3791>やアドテスト<6857>などは上げ一服とまちまちの動きでした。ただ、後場に入ると締まってくる銘柄が増えましたので、前場に利益を確定した野村マイクロ<6254>を買い直し、理想科<6413>に追撃買い、マクニカHD<3132>や三菱重<7011>、FPパートナ<7388>にナンピンを入れています。

物色の流れ確認して好決算銘柄の買い場探る

あすはオプションSQで波乱のあり得ますが、米10年債利回りは4.4%台を下回っており、リスクオン地合いが続きそうな気配です。円安進行については輸出株の決算への反応にもポジティブに働く可能性があるでしょう。引続き米長期金利の動向と物色の流れを確認しながら、チェックした好決算銘柄の買い場を探っていきます。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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