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小幅ながら4週続伸し新興グロース見直される
前週の東京市場はも小幅ながら4週続伸しました。日経平均は週初にザラ場で年初来高値を更新したあとはみ合いましたが、前の週から40円上昇しています。日経平均は11月に入って3000円近く上昇しており、高値警戒感から上値は重かったものの、米インフレ沈静化の兆しが見え始め、米長期金利が急低下したことから底堅く推移しました。半導体関連や周辺銘柄を中心に新興グロース株が見直され、グロース250指数は週間で3.3%上昇しています。
年末ラリーに向けた値固め続く
米長期金利にはピークアウト感が広がり、足元の企業業績も順調で日経平均のPERは14倍台にとどまっており、再投資が下値を支えることから、週明けも堅調な地合いが続くでしょう。ただ、短期的な過熱感は冷めておらず、年末ラリーに向けた値固めが続くと見ています。引き続き経済指標を受けた米長期金利と為替の動きを確認しながら、半導体関連と周辺銘柄を中心にチェックした候補銘柄の買い場を探る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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