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売り買い交錯のなか小幅続落
287日の東京市場は売り買い交錯のなか小幅に続落しました。日経平均は39円安です。前日の下げの反動で買い戻しに小高く始まったあとは利益確定売りに押されました。ただ、下値は買い直され狭いレンジでもみ合う方向感に乏しい展開です。147円台まで進んだ円高が重しになる一方、海外投資家の買い継続による先高期待も強く、下値を売り込む動きになりませんでした。プライム市場の騰落銘柄数は値上がり970に対して値下がり635と値上りが大きく上回っています。
コクサイエレ、立花エレに買い
小型株を中心に材料の出た銘柄が個別に物色されましたが、半導体関連と周辺銘柄には当面の利益確定売りに押される銘柄が目立ち、推奨銘柄ではテクニスコ<2962>やタツモ<6266>、シキノHT<6614>が大幅に反落しました。ただ、レーザーテク<6920>、アドテスト<6857>の中核銘柄は底堅く、きょうはコクサイエレ<6525>に追撃買いを入れ、立花エレ<8159>を買い直しています。また、前日大幅反落の三菱重<7011>にナンピンを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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