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円高上値抑え続落
30日午前の東京市場は続落、日経平均は65円安です。月末要因で積極的な売買が手控えられるなか、146円台まで進んだ円安が上値を抑えました。ただ、米長期金利低下を受け、半導体関連などグロース株の一角が買われ、小幅ながら上昇に転じる場面があり、底堅さは意識されています。売り買い交錯で小動きに推移しており、前引け段階のプライム市場の騰落銘柄数は値上がり771に対して値下がり824と拮抗しました。
強い銘柄に絞り込む
米10年債利回りは低下基調を強めていますが、円高がネガティブで上値の重い状況が続いています。ただ、海外投資家の買いが続いていることから先高観は強く、当面は下値を固めながら上昇のきっかけ待ちと考えており、動きの鈍った銘柄の損益を確定して強い銘柄に絞り込みをかけました。前日に買いを入れたレーザーテク<6920>やコクサイエレ<6525>、スクリーン<7735>などは堅調で、前場はアドテスト<6857>に追撃買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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