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大幅続伸し一時年初来高値更新
20日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は456円高です。前日の日銀金融政策決定会合の結果と植田日銀総裁の会見を受けて、マイナス金利解除への思惑が後退、米国株市場ではダウの最高値更新が続き、為替が143円台後半後半の円安基調にあることもフォローで、リスクオンの流れが加速しました。先物への買戻しを交えて一時上げ幅を600円以上に広げ、ザラ場で7月につけた年初来高値を更新しています。
利食いに上値重いが半導体関連は下値堅い
ただ、当面の利益確定売りに上値を抑えられる銘柄が多く、プライム市場の値上がり銘柄数は956と6割弱にとどまりました。レーザーテク<6920>やアドテスト<6857>をはじめとした半導体関連銘柄も上値の重い状況でしたが下値は堅く、前場はJET<6228>とサンリオ<8136>への追撃買いにとどめましたが、後場は信越化<4063>やコクサイエレ<6525>、アドテスト<6857>エンプラス<6961>などに追撃買いを入れています。
年末ラリーへ向け底堅い展開
きょうは高値を更新できませんでしたが、全般は年末ラリーへ向け底堅い展開が予想され、きょう米国市場で引け後に発表されるマイクロン・テクノロジーの決算が半導体関連のフォローになると期待されています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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