米CPIへの反応と物色の流れ確認【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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リスクオン加速し一気に3万5000円台

11日の東京市場は大幅に4日続伸しました。日経平均は608円高で、一気に3万5000円台に乗せています。米国ではインフレ鎮静化に伴う利下げ期待が強く、ダウが最高値を更新、ナスダック指数も上値追いになったことを受け、リスクオンの動きが加速しました。円安進行や日銀の緩和策継続観測も追い風で、あすのオプションSQに絡んだ買戻しが指数を押し上げ一時上げ幅を700円以上に広げています。自動車や電機など主力の輸出株に強い買いが入り、売買代金も概算で4兆7912億円と活況でした。

三菱重を噴き値売り

推奨銘柄もアドテスト<6857>や東エレク<8035>など半導体関連を中心に堅調でした。きょうは三菱重<7011>を噴き値売りする一方、さくらネット<3778>とM&A総研<9552>に追撃買いを入れています。全般は短期急騰による高値警戒感や過熱感に加え、オプションに絡む買戻しが一巡することから反動安も警戒されますが、下値では乗り遅れた投資家が買いを入れ、出遅れセクターや銘柄に物色が広がると考えられ、堅調な地合いが続くでしょう。あすは米12月消費者物価指数(CPI)への市場の反応と物色の流れを確認したうえで、動きのいい銘柄を狙う方針です。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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