予想以上に強い動き【正直じいさんの株で大判小判】

続伸し３万６０００円大きく上回る

週明け２２日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は５８３円高で、３万６０００円台を大きく上回っています。米国株市場でダウやＳ＆Ｐ５００、ナスダック指数が最高値を更新した流れを受け、リスクオンの地合いが続きました。買い一巡後は利益確定売りに伸び悩みましたが、大引けにかけ盛り返し、ほぼ今日の高値で取引を終えています。米ハイテク株高を追い風に半導体関連を中心に買いが広がり、プライム市場の値上がり銘柄数は１３９３と８割以上を占めました。

レーザーテクやコクサイエレに追撃買い

高値警戒感や過熱感から調整含みの展開になると見ていましたが、予想以上に強い動きです。きょうから開催されている日銀金融政策決定会合は現状維持が予想され、２４日発表予定の半導体製造装置大手ＡＳＭＬの決算が関連銘柄の買い手掛かりになる可能性があるからでしょう。週後半から始る３月期企業の３Ｑ決算発表に備えて、前場はローツェ<6323>、テラプロ<6627>、東エレク<8035>など半導体関連銘柄の一部を利益確定しました。ただ、後場も強い動きが続いたことからレーザーテク<6920>やコクサイエレ<6525>、スクリーン<7735>などに追撃買いを入れています。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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