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反発し3万6000円台回復
週明け29日の東京市場は反発しました。日経平均は275円高です。前週末の米国株市場でダウが最高値を更新、ドル円が148円台前半へ円安方向に振れたことが支えになり、前週末に急落した反動で自動車など輸出株を中心に買戻しが優勢でした。400円超上昇して3万6100円台に乗せた後は伸び悩みましたが、大引けにかけ盛り返し、3万6000円台を回復して引けています。プライム市場の騰落銘柄数は値上がりが1345と8割以上を占めました。
QPS研が最高値で後場ストップ高
高値警戒感や過熱感から整含みの展開が予想されていましたが、底堅い動きです。推奨銘柄では決算説明会の内容が好感されたQPS研<5595>が大幅高で最高値を更新し、後場ストップ高まで買われました。今週は国内ではレーザーテックやアドバンテスト、米国ではマイクロソフトやアップルなど主要ハイテク・グロース企業の決算発表の一方、FOMCや日銀金融政策決定会合の主な意見の発表が予定されるなど、重要スケジュールが目白押しです。金利、為替動向への市場の反応と決算内容を確認したうえで、半導体関連を中心に有望銘柄の買い場を探る考えです。
花咲 翁
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