目次
手掛かり材料難で続落
20日の東京市場は続落しました。日経平均は106円安です。前日の米国株市場は休場で手掛かり材料に乏しく、方向感に乏しい展開でした。21日にエヌビディアの決算発表が控えていることも様子見ムードを強めています。ただ、戻り売りが上値を抑える一方、下値では押し目い買いも入り、下値は限られました。プライム市場の騰落銘柄数は値下がり899と5割強にとどまり、702と4割強が値上がりしています。
IGポートが新値追い
推奨銘柄も高安マチマチでしたが、IGポート<3791>が連日で年初来高値を更新するなど、中小型グロースの一角に動きが出ており、きょうは今期4割超の営業増益で大幅増配を計画するハピネット<7552>に打診買いを入れました。エヌビディアの決算については波乱なく通過すれば再び騰勢を強めると見る向きがある一方、出尽し感から調整局面を迎える可能性もあります。ただ、下落局面は乗り遅れた投資家には買い場になると考えられ、一旦ポジションを軽くして次の展開に備えたい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント