25日線レベルで踏み止まれるか【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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急反落し一時1200円近い下げ

週明け11日の東京市場は急反落しました。日経平均は868円安です。米国株市場でエヌビディアが利益確定売りに大幅に下落したことでハイテク株に売りが広がった流れを受け、半導体関連を中心に一気に売り圧力が強まりました。日銀の大規模緩和修正観測に伴い、ドル円が147円台を割り込む円高に振れたことも買いを手控えさせ、先物への売りを交えて一時1200円近くに下げ幅を広げています。大引けにかけては買戻しに下げ渋りましたが、プライム市場の値下がり銘柄数は1397と8割以上を占めるほぼ全面安商状でした。

直近高値銘柄の切り返し狙う

日経平均は年始から押し目らしい押し目もなく7000円幅で上昇しており、4万円大台替えによる達成感から利益確定に傾きました。来週には日銀金融政策決定会合とFOMCを控えており、当面はマイナス金利解除とこれに伴う円高を織り込む流れで、調整が続くと予想されます。ただ、下値では急ピッチの上昇に乗り遅れた投資家の買いが入ると考えられ、あすは25日線レベルで踏み止まることができるかが焦点です。きょうはeWeLL<5038>、ファーストA<5588>、シキノHT<6614>の逆行高銘柄に打診的に買いを入れましたが、全般下げ止まりから切り返しを確認したうえで、AI・半導体関連など直近高値銘柄でリバウンドを狙う方針です。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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