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半導体主導で大幅続伸
9日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は426円高です。前日の米国株市場は小動きでしたが、152円台手前まで進んだ円安と米商務省がTSMCがアリゾナ州に建設する新工場に最大66億ドルの補助金を支給すると発表したことを受け、値がさ半導体関連株主導で水準を切り上げました。あすに米3月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見に伸び悩む場面もありましたが、植田日銀総裁が参院財政金融委員会で「当面緩和的な金融環境が継続する」との発言が伝わると先物に買いが入り、きょうの高値で取引を終えています。
野村マイクロがストップ高
推奨銘柄では東エレク<8035>やレーザーテク<6920>、ディスコ<6146>をはじめ半導体関連の中核銘柄が堅調で、野村マイクロ<6254>はストップ高、コクサイエレ<6525>も大幅高に買われています。ただ、日経平均は25日線を若干ながら上回りましたが、全般商いは細り気味で、あすは米3月CPIに加えFOMC議事録の発表が予定され、週末にはオプションSQを控えており、値の荒い展開もあり得るでしょう。引き続き慎重姿勢で強いトレンドの銘柄に絞り込んで値幅を狙う方針できょうは野村マイクロと信越化<4063>に追撃買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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