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円安を支えに底堅い動き
前週の東京市場は反発しました。日経平均は前の週から531円上昇しています。米雇用統計や消費者物価指数、生産者物価指数などの経済指標に振らされ、方向感が定まりませんでしたが、153円台まで進んだ円安を支えに底堅い動きでした。米テック株高を受け半導体関連が堅調に推移する一方、金融や資源などバリュー株が買われ、TOPIXは出直り基調を強めています。全般下値固めが進み、調整一巡感が意識されました。
米10年債利回り高止まりし為替介入警戒感も
今週はASML、TSMCの半導体有力企業が決算発表を予定しており、関連銘柄を刺激するでしょう。ただ、米10年債利回りは4.5%台で高止まりしており、為替介入への警戒感もくすぶります。月末から3月期決算発表が始まることからも損益を確定して手持ちの整理を進めながら、個別に強い銘柄を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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