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反発も模様眺めムードの強い
週明け27日の東京市場は反発しました。日経平均は253円高です。過度なインフレ懸念が後退、米国株市場で主要指数が上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連や海運株など主力株を中心に買戻しが優勢になりました。朝高の後は戻り売りに伸び悩みましたが、後場に入ると売りが手控えられ、じり高歩調できょうの高値で取引を終えています。もっとも、プライム市場の売買代金概算は3兆3847億円と今年最低水準に細っており、模様眺めムードの強い展開でした。
ディスコや日立、川崎汽は堅調
推奨銘柄ではディスコ<6146>や日立<6501>、川崎汽<9107>は堅調ながら、他はまちまちで、グロースCore指数やグロース250指数は反発ながらまだ底入れ感はありません。今週は31日の4月個人所得・個人支出など米国で重要経済指標の発表やFRB高官の発言機会があり、米長期金利と米国株の動向を確認しながら慎重に対処しており、きょうはTOPPAN<7911>とソシオネク<6526>への追撃買い、湖北工<6524>への打診買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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