3日続伸し4万円台回復
2日の東京市場は3日続伸しました。日経平均は443円高で4万円台を回復しています。米国株市場では主要指数が上昇しナスダックが最高値を更新しており、安寄りのあとはすぐに切り返し水準を切り上げました。前場は4万円に接近したところから伸び悩み、後場寄り直後に前日終値水準まで押し戻されましたが、そこからは先物買いを交えて上昇に勢いがつき、一時4万100円台に乗せています。金利上昇を受けて大手金融株が買われたほか、海運など大型株が高く、TOPIXは連日で年初来高値を更新しました。
NECや三菱重、川崎汽が後場一段高
推奨銘柄も大型バリュー株が強く、NEC<6701>や三菱重<7011>、岩谷産<8088>、伊藤忠<8001>、川崎汽<9107>が後場一段高、ディスコ<6146>やHOYA<7741>など半導体関連の一角も出直り歩調で、きょうはNECや三菱重、伊藤忠、SBGなどに追撃買いを入れました。日経平均4万台回復で当面の目標達成感は意識されますが、次の目標は3月22日につけた最高値4万888円になり、下押せば買いが入ってくるでしょう。引き続き金利動向と物色の流れを確認しながら、強いトレンドの大型バリュー株の噴き値を狙う一方、底入れした中小型グロース株のリバウンドのタイミングを待ちたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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