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3日続伸し初の4万2000円台
11日の東京市場は3日続伸しました。日経平均は347円高で初めて4万2000円台に乗せていす。パウエルFRB議長の議会証言を受け、早期利下げ観測が強まり、米国株市場ではハイテク株が買われ、主要指数が上昇した流れを引き継ぎました。朝方に600円近く上昇したあとは、高値警戒感や今晩に6月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることからから、ポジション調整売りに上げ幅を縮めましたが、下値では買いが入り後場は再び500円超に上げ幅を広げる場面がありました。プライム市場の値上がり銘柄数は1251と75%を占めています。
ソニーGが大幅高で新値追い
推奨銘柄ではソニーG<6758>が大幅高で新値追い、ディスコ<6146>や日東電<6988>も堅調でした。ただ、大型株を中心に先行して買われた銘柄は上値が重くなりつつあり、きょうはディスコとHOYA<7741>、東エレク<8035>を利益確定する一方、住友林<1911>やソシオネク<6526>、日東電に買いを入れました。全般は短期的な高値警戒感が強まる一方、出遅れセクターに資金が循環し始めており、スピード調整があっても底上げの動きは続くと考えています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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