「正直じいさんの大判小判」~業績相場へ主要企業の決算確認

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

 25日午前の東京市場は続落、日経平均は25円安です。前日のNY株はダウが続落、ナスダックは反発とまちまちの動きで、手掛かり難のなか為替に左右され、前日終値を挟んで小浮動する方向感のない展開でした。前場段階の東証1部の売買代金は概算で9000億円と買い気の乏しい状況です。ドル・円は111円台前半でやや円が強含みました。
 米FOMCや1Q決算発表本格化を前に積極的な買いは見送られており、大幅上方修正の安川電機(6506)が引き続き買われましたが、好業績銘柄全般へ物色が広がる様子はありません。ただ、きょうは信越化学工業(4063)、あす26日は日本電産(6594)、27日は富士通(6702)、8月1日にはソニー(6758)が決算発表を予定しています。これら主力企業の好内容が確認されれば、業績相場の色彩を強めていくとの見方は変えていません。
ピックアップしているゼンリン(9474)やミロク情報(9928)、スクエニHD(9684)も上方修正が期待できる銘柄です。低位材料株では当面の利益売りが一巡した東邦金属(5781)が出直ってきました。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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