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上値の重い東京市場
19日の東京市場は上値の重い動きになりました。短期的な調整一巡感から押し目買いが優勢になり、前場段階で日経平均は73円高で引けましたが後場寄り後はマイナスに転じています。
2万4000円越えは年金の持ち高調整売り
上値の頭を抑えている為替については再度110円割れになり、方向感が見えない状況で、22日の日銀会合と23日の黒田総裁会見の内容を注視したいところです。波乱の仮想通貨も暴落から戻りましたが、その後は上値が鈍い状況で、こちらも動きが急変すれば株式市場へ少なからず影響をもたらしそうです。2万4000円越えは国内年金が持ち高調整の売りを出し始める水準であり、現状はキッカケ待ちと言えそうです。
最高値奪回に向かうすららネット
来週からスタートする3Q決算では23日の安川電機(6506)が注目されそうです。好決算が評価されれば業績相場がスタートするかも知れません。
ピックアップ銘柄では直近IPOのすららネット(3998)が上値のフシ目3700円を明確に上抜き、上場2日目に付けた最高値4400円奪回に向かっており、割り切り対処で追撃買いを入れたいと思います。このほか立花エレテック(8159)やゼンリン(9474)、立川ブラインド(7989)はしっかり、日本動物高度医療(6039)、KYCOM(9685)、MSコンサル(6555)も底堅く、引き続き下値狙い。
花咲 翁
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