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ＮＹ株安や大阪北部地震が投資心理冷やす
１８日の東京市場は反落しました。日経平均は１７１円安です。米中貿易摩擦への警戒感に加え、大阪府北部で震度６弱の地震が発生したことも投資マインドを冷やしました。円が強含み、間外取引の米株価指数先物が売られたこともあり、下げ幅を一時２５０円に広げています。
日経平均は２５日線の攻防
トランプ米大統領が中国の知的財産権侵害への制裁措置として５００億ドル分の中国製品に２５％の輸入関税をかけると発表したことに対して、中国も米国製品に対して同額の報復関税を課すと表明するなど、米中貿易摩擦問題は予断を許さない状況になりました。あすも手控え気分の強い展開が予想され、日経平均は２５日線（２万２６４６円）の攻防が続くでしょう。
メルカリカツ入れ役になるか？
一方、あすは注目のメルカリ(4385)が東証マザーズに新規上場します。主力株が手掛けにくいなか、短期資金が集中しそうですが、メルカリが直近ＩＰＯを中心にした新興銘柄や中小型テーマ株や好業績株のカツ入れ役になることを期待したいところです。
ピックアップ銘柄は朝安のあとプラス引け
ピックアップ銘柄のシスメックス(6869)とソウルドアウト(6553)がともに朝安のあとプラスで引ける強い動きを見せました。短期値幅取り候補ではブティックス(9272)を噴き値で利益を確定する一方、動きの鈍った銘柄を見切りましたが、他の候補銘柄はほとんどが上昇して引けるなど堅調で、引き続き強いトレンドの出ている銘柄を中心に下値を拾い、噴き値を待ちたいと思います。
花咲 翁
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