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下値は堅いが上値も重い
23日午前の東京市場は3日続伸日経平均は41円高です。110円80銭まで進んだ円安を好感、買い優勢の展開で、日本時間の午後1時すぎに、米中双方が約160億ドル分の関税引き上げを発動する見込みながら、上海株が反発スタートとなったことから、一時上げ幅を100円超に広げました。もっとも、前場段階の東証1部売買代金は概算で8406億円にとどまり、下値は堅いものの上値を追う動きは限られています。
売り込まれた銘柄を見直す
個別にはアジア・オセアニア出店戦略報道を好感したファーストリテが買われ、指数を押し上げたほか、これまで売り込まれてきた銘柄が見直されており、ジャスダック平均やマザーズ指数が続伸するなど新興銘柄にも下げ止まる銘柄が増えました。ピックアップ銘柄ではダイキン(6567)、ゼンリン(9474)は堅調で、ジャムコ(7408)も底堅く、任天堂(7974)もしっかりです。短期値幅取り候補ではプレミアG(7199)の利益を確定する一方、打診買いを入れたオロ(3983)が上値を伸ばしています。
花咲 翁
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