リバウンド狙いのサンバイオ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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方向感なく小反落

5日の東京市場は小幅に反落しました。日経平均は39円安です。前日の米国株が高く、110円前後まで円安が進むなど、外部環境はフォローの風が吹いていましたが、このところの上値のフシとなっている2万1000円手前から押し返され、膠着感を強めました。東証1部の値上がり銘柄数は値上がり銘柄数は1325と値下がりを大きく上回り、下値では買いが入り底堅さは意識されましたが、売買代金は概算で2兆1054億円に細っており、方向感を欠く展開です。

サンバイオは売買代金トップ

きょうのハイライトは、サンバイオが5日ぶりにザラ場で商いが成立したことでしょう。流動性の高さと値動きが短期資金を集め、大量の売り物をこなして全市場で売買代金トップに立ちました。このまま自律反発に転じるかはあすの様子を見守る必要がありますが、中小型株物色への警戒感は後退しており、全般膠着感が強まるなか、短期資金は中小型に向かいやすい状況が続くと見ています。また、あすは場中にトヨタが決算発表を予定しており、為替次第では相場全体の流れにも変化があるかもしれません。

ピックアップ銘柄初押しは買い

ピックアップ銘柄では5G関連のアンリツ(6754)は強い動きでしたが、好決算発表のカプコン(9697)やハリマ化成(4410)、ソースネクスト(4344)は利益確定売りに小幅に反落しました。ただ、格言通り初押しは買いであり、ようやく押し目買いのチャンスが来たと考えています。一方、短期値幅取り候補は値動きの鈍ったベルトラ(7048)の損益を確定して、リバウンド狙いでサンバイオ(4592)に打診買い、新値をうかがうリネットJP(3556)に追撃買いを入れました。




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