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続伸も上値重い
20日午前の東京市場は続伸、日経平均は57円高です。朝方に発表された1~3月期実質GDP速報値が年率換算で前期比2.1%増と市場予想に反して2四半期連続でプラスになったことや為替が円安に振れていることを受け、一時180円近くに上げ幅を広げました。ただ、買い一巡後は上海株安が重しになり、値を消す展開です。東証1部の売買代金は概算で9708億にとどまり、薄商いに上値の重い展開でした。
メディシノバは静観
米中関係悪化への警戒感が強く、全般膠着商状ですが、引き続き個別には物色意欲は旺盛です。ピックアップ銘柄では日ホスピス(7061)が大幅高で最高値更新、イボキン(5699)は下げ渋りました。中小型株シフトが鮮明になるなか、引き続き上昇基調を継続する強い銘柄で値幅を狙う考えです。一方、メディシノバ(4875)が一部で上場廃止のうわさが蒸し返され急落しました。根も葉もないうわさではありますが、他バイオ株が調整しているなかで高値圏にあった同社株には売り仕掛けが入ったようです。ただ、基調を崩す大下げだけにしばらくは静観したいと思います。
by 株価チャート「ストチャ」
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