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リスク回避の売りに全面安
18日の東京市場は大幅続落しました。日経平均は422円安です。米中貿易摩擦懸念が改めて強まり、前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、リスク回避の売りに下値模索の展開となりました。107円70銭近辺まで進んだ円高や時間外の米株価指数先物安、アジア株安も重しで、先物への売りをきっかけに下げ幅を広げ、一時2万1000円を割り込んでいます。東証1部の値下がり銘柄数は2075と全面安商状でした。
下値切り下げる需給状況にない
1Q決算発表を控え模様眺め気分が強いなか、仕掛け売りに値を崩したかたちですが、日経平均は75日線や25日線などのサポートラインを大きく割り込んでいます。米株や為替など外部環境次第ながら、当面は不安定な展開が続くでしょう。ただ、買いポジションに積み上がりはなく、さらに大きく下値を切り下げる需給状況にはありません。まずは次の下値支持線として意識される一目均衡表雲下限の2万850円近辺までの下げ止まりを見極めたいと思います。
グレイスは値上がり上位
ピックアップ銘柄は日ホスピス(7061)が小幅ながら続伸、そーせい(4565)やハリマ化成(4410)、も上げ一服ながら底堅く、中長期方針で持続でいいでしょう。短期値幅取り候補は前場に逆行高数銘柄に買いを入れました。うちグレイス(6541)が後場も強い動きで値上がり上位にランクイン、イオレ(2334)やウォンテッドリ(3991)、PR TIMES(3922)は後場上げ幅を縮めましたが、上昇基調を維持しています。一方で下値模索が続くゼンリン(9474)を空売りしました。
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