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反落も下げ幅縮める
29日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は18円安です。前日の米国株式は反発したものの、時間外の米株価指数先物が安く、為替がやや円高方向に振れていることから朝高のあとは戻り売りに押され、前場は101円安で引けていました。ただ、後場に入ると上海株が一時上昇に転じ、日銀ETF買い期待などから先物に買戻しが入り、下げ幅を縮めています。
中小型株に値を崩すケースが目立つ
もっとも、TOPIXリバランスとJPX400銘柄入れ替えに伴う売買があったにもかかわらず、東証1部の売買代金は概算で1兆6651億円と2兆円割れが続いており、薄商いに方向感に乏しい展開です。一方、マザーズ指数が連日で安値更新、ジャスダック平均も7日続落しており、人気を集め高値圏にあった中小型株に値を崩すケースが目立ってきました。
バンクオブイノベは一本立ちの様相
マザーズ、ジャスダックには信用期日を迎えている銘柄が多く、中小型材料株の個別物色にも陰りが見えてきました。そこで、前日に推奨銘柄の大半を手じまい、きょうはエコモット(3987)やKLab(3656)などに打診売りを入れるなどショート銘柄を増やしています。一方継続推奨のバンクオブイノベ(4393)は高値引けで一本立ちの様相となっており、まずは13日に付けた上場来高値3350円を抜けるかを見守りたいと思います。
株式情報と相場見通し
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