1750億ドルの「ゴールデン・ドーム」
米国は弾道ミサイルや極超音速兵器といった新たな脅威に対応するため、次世代ミサイル防衛システム「ゴールデン・ドーム」を構築する計画を進めている。
このシステムは、宇宙ベースの迎撃技術とAI(人工知能)を活用し、従来の防衛システムを大幅に進化させたものだ。5月20日、トランプ米大統領は、敵国の攻撃から全米を防衛するシステムに3年で1750億ドル(約25兆円)の予算を投入する計画を発表した。
史上最高のシステム
トランプ氏は「世界や宇宙から発射された、いかなるミサイルも迎撃可能となる。史上最高のシステムだ」と強調した。2029年1月の任期終了までに運用可能とする。従来の弾道ミサイル防衛(BMD)にとどまらず、極超音速滑空体(HGV)や巡航ミサイル、人工知能(AI)を搭載する数百機単位のドローン群(スウォーム)など多様化・複雑化する「経空脅威」に対処するための統合防空ミサイル防衛(IAMD)システムの一形態だ。
国家的事業としての取り組み
このシステムの中心には、技術集約型の独立する探知・追跡センサー、迎撃システム、指揮統制ネットワークを有機的に結合したいわゆるシステム・オブ・システムズがあり、それを実現するには国家的事業としての取り組みが求められる。
世界最先端の技術力を持つ日本企業
日本は量子コンピューターやセンサー等の技術は世界トップレベルだ。5月22日、IHIは人工衛星を使って宇宙から地球の地表情報を集める事業を始めると発表。衛星に付いたレーダーから電磁波を照射し、地表の状況を観測する。電磁波の反射を利用するレーダー衛星は夜間や悪天候でも地表を観測できる。衛星を活用して防衛力の強化が可能となる。IHIなど世界最先端の技術力を持った日本企業が米国に投資するチャンスだ。
防衛関連株に注目
米国と同盟国の日本は東アジアにおいて増大する経空脅威から国民の生命と財産を守るべく、ゴールデン・ドーム構想を推進する米国との共同開発契約を結び防衛力を強化することが国家の優先事項だ。ゴールデン・ドームで中心的な役割を担うと見られる米国宇宙軍と自衛隊との協力と連携の強化を図ることが期待される。IHI、三菱重工、川崎重工、三菱電機、日本アビオニクスの防衛関連株に注目。
潮流銘柄はキャンバス(4575)、IHI(7013)、三菱重工(7011)。
岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール
マーケットバンクは1999年12月8日の設立から投資支援システムの開発・販売、金融情報サービス、投資売買助言、運用コンサル等を行っている。
2002年には画期的なペアトレード「ハイブリッドシステム」を開発。NHK番組「経済最前線」で紹介される。
2006年にテクニカル分析システム「マーケットルーラー」を開発。2007年にはテクニカル応用ツール「窓チャートシステム」を開発。2つの投資分析システムは全国の投資ソフト450本の中で共に人気ランキング1位となり、高い評価を得る。また、日経225先物運用システムを開発し、実践に活かしている。
代表の岡山憲史氏は1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて1万人超の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催。ゴールドマン・サックス投信、クレディスイス投信、野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、プロの運用担当者などを含む1万人超の参加者を集めて実施。コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)で、1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に増やすという高成績をあげ、文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2カ月間で1億円の資金を2億1600万円に倍増させ、6位入賞。
2002年 1月 NHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月 TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
2017年 1月 夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
2020年 1月 夕刊フジ「激闘!!株-1(カブワン)グランプリ」で優勝。
2022年 1月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
2024年 3月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
株式市場新聞、週刊ポスト、週刊現代、フライデー、月刊カレント等を執筆。
個人投資家に投資情報や個別銘柄、日経225先物の助言業務を行っている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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