FOMC前にトランプ大統領が圧力
9月に最も市場関係者が注目している米連邦公開市場委員会(FOMC)が、16日~17日に行われる。市場は利下げをほぼ確実視している。トランプ大統領が利下げを既成事実化しようとパウエルFRB議長に圧力をかけている。FRB本部の改修工事が19億ドルから25億ドル(約3700億円)に膨らんだ。トランプ氏は、利下げに慎重なパウエルFRB議長を解任するための口実として、この改修費用問題を利用し、費用の膨張を「管理能力の欠如」として批判し、議長交代の正当化を図っている。
利下げは避けて通れない
さらにトランプ氏は、FRB理事のリサ・クック氏を住宅ローン詐欺の疑いで解任しようとするなど、理事会への影響力を強めている。パウエル議長は、利下げの可能性は示唆しているが、それは経済指標に基づく判断であり、トランプ氏の要求に屈したわけではない。ただ、市場が利下げを織り込んでいるため、利下げを見送れば市場が混乱することも理解している。9月の利下げは避けて通れない。
バフェット氏は弱気?
また、9月は米株相場の平均騰落率が月別で最悪というアノマリー(経験則)がある。市場関係者の間でも強気・弱気が入り混じっている中、著名投資家のウォーレン・バフェット氏は弱気に傾いている。バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが現金を積み上げている。現在、バークシャーの現金保有は総資産の約55%(約50兆円)に達しており、これは過去最高水準だ。
他人が恐れているときには貪欲になれ!
バフェット氏は1999年のドットコムバブルや2008年の金融危機の前にも現金比率を高めており、暴落時に割安な資産を買うための準備をしていた。バフェット自身は未来を「予測」することはしないが、市場が過熱していると感じたときには、現金を積み上げて備えるというスタンスを取る。つまり、株価が下落する可能性を排除せず、その時に備えているということだ。バフェット氏の有名な言葉で「他人が貪欲なときには恐れ、他人が恐れているときには貪欲になれ」という。次のチャンスを見る資金を持っていることが相場の最大の奥義だ。
潮流銘柄は?
潮流銘柄は三晃金属工業(1972)、日本精鉱(5729)、TOA(6809)。
岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール
マーケットバンクは1999年12月8日の設立から投資支援システムの開発・販売、金融情報サービス、投資売買助言、運用コンサル等を行っている。
2002年には画期的なペアトレード「ハイブリッドシステム」を開発。NHK番組「経済最前線」で紹介される。
2006年にテクニカル分析システム「マーケットルーラー」を開発。2007年にはテクニカル応用ツール「窓チャートシステム」を開発。2つの投資分析システムは全国の投資ソフト450本の中で共に人気ランキング1位となり、高い評価を得る。また、日経225先物運用システムを開発し、実践に活かしている。
代表の岡山憲史氏は1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて1万人超の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催。ゴールドマン・サックス投信、クレディスイス投信、野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、プロの運用担当者などを含む1万人超の参加者を集めて実施。コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)で、1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に増やすという高成績をあげ、文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2カ月間で1億円の資金を2億1600万円に倍増させ、6位入賞。
2002年 1月 NHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月 TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
2017年 1月 夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
2020年 1月 夕刊フジ「激闘!!株-1(カブワン)グランプリ」で優勝。
2022年 1月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
2024年 3月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
株式市場新聞、週刊ポスト、週刊現代、フライデー、月刊カレント等を執筆。
個人投資家に金融情報サービスを行っている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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