ニューヨーク市場の動きに振り回されない
2月第4週の東京市場は26日に日経平均が一時、5万9300円台の史上最高値まで買われる場面があり、その後は利益確定売りに押される場面があったが、週末27日は4日続伸で96円88銭高の5万8850円27銭で引けている。
政府が日銀の次の審議委員にリフレ派である中大名誉教授の浅田統一郎氏と青山学院大教授の佐藤綾野氏を充てる人事案を国会に提示したと報じられたことで25日には前日比1262円03銭高と大幅に値を上げて引けている。高市政権下では緩和路線が継続されるとの期待から一段と日本に資金が流れているようだ。エヌビディアの好決算でもその翌日にナスダックは1.18%安と反落しているが、ニューヨーク市場の動きに振り回されることなく最高値を更新する東京市場は別次元で動きているのだろう。
週明けは反落スタート
今週は2日に米2月ISM製造業指数、4日に米2月ADP雇用統計などの発表が控えているが、ISM製造業指数は50を上回っていれば波乱要因にはならないだろう。一方、国内では目立った経済指標の発表やイベントはなく、引き続き高市政権の国会運営に関心が集まる。
27日のニューヨーク市場は金融株とハイテク株売りで主要3指数がそろって下落し、ダウは521ドル安で引けている。イラン情勢などを巡る地政学的リスクからナイトセッションの225先物は5万8630円で引けている。米軍とイスラエル軍の攻撃により、最高指導者ハメネイ師が死亡したと報じており、中東情勢をどう消化するか週明けは反落スタート後の動きを注視したい。
25日線との乖離が+6%超にまで上昇しており、過熱感は否めないが、225先物オプションのメジャーSQの1週間前となるなかで、仕掛け的な動きがあればコールの売り方の買戻しを交えて予想外の値幅で上値を追う可能性はゼロではない。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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