S&P500オプション【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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原油高で米株売りも注目すべき動き

昨日の東京株式市場は4日続伸となりました。昨日注目されたOPECプラスでは市場予想通し200万バレルの減産を決めました。そのため原油高によるインフレ懸念が高まり長期債金利が上昇し株は売られました。NYダウは一時430ドル安までありましたが、ここで注目すべき動きが出ました。

今後数カ月上昇に賭ける投資家現る

5日のS&P500指数は3783ポイントですが、オプション市場で10月限の行使価格4500ポイントでコールオプション(買う権利)を2万枚、また、3月限の行使価格4300ポイントで満期を迎える強気の契約を11万4000枚買い、一方、1月限の行使価格4500ポイントで満期を迎えるコールを48000枚売るという巨額の取引が行われたということです。実質的に今後数カ月で株が上昇するという賭けをした投資家が現れました。そのため主要3指数は大きく買い戻されたということです。

今後の押し目は買いで向かう

シカゴの日経225先物は大証比60円安の2万7020円で帰ってきましたが、この動きから17円高でスタートし、その後上げ幅を拡大しました。日経平均は上値抵抗帯とお伝えした200日線や25日線を回復する局面がありました。本日は週末の米雇用統計発表もあり、また週末3連休ということなので動きが止まると思われますが、単波動での上昇が続いてきたため、今後の押し目は買いで向かうべきでしょう。

日々勇太朗

 

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